コロナで濃厚接触になった前回の記事の続きです。
「濃厚接触者」と決まるまで
同僚の○さんの判定は陽性でした。
濃厚接触者の定義は
発症日の2日前から、15分以上1m以内でマスク無しで会った人とされています。
そのため
本人が陽性と分かったら
本人と2日以内にマスクなしで会った人はその時点で即時に濃厚接触者になると、
誤解されていることが多いようですが
検査を受けた人＝陽性でした
→その人の結果連絡の際、2日以内に条件に合致する人の有無を聞かれ→連絡先などを確認した上で、それを経て保健所が該当する人を濃厚接触者と判断し、連絡が来ます。
つまり、検査を受けた人が陽性だとわかった後（数時間なり後）に判断されます。
X＝陽性とわかったら即、周りにいた人
○＝陽性とわかった人から聞き取りを行い、保健所が判断する
そしてそれは、陽性となった本人の自己申告によるものです
（※）私見ですが後述します。
誤解
私たちは出社出来なかったので、社内の様子はわかりませんが、
会社としても、いつどの時点で私たちが正式に濃厚接触者であるという正しい認識はなく、
過度な騒ぎになっていたようです。
本人が陽性であるとなった時点で、濃厚接触者であるかどうかはもとより陰性か陽性か検査がいつか何もわかっていない状態の私たちの周囲の人たちまでが帰宅させられ、
私たちの机などまでが消毒されたとも聞きました。
会社の座席表を保健所に送って判断されるというのを関連会社で聞いたことがあったので、保健所の勧告によるものだとは思いますが、アクリル板の向こう側の席の人たちまでです。
部署の半数以上が出社できない状態になり、残されたわずがな人で残務にあたることとなり恨まれました。
人間関係崩壊の始まりまです。
私の側からしても、何もわかっていない段階からバイ菌扱いなんだな、、と不快に感じました。
誤解、過剰な扱い、偏見、そういったことの方がずっと怖いです。
PCR検査
私の居住地区ではですが
熱があったら、発熱外来への電話が促されています。
この発熱外来=保健所の管轄で、
そこで、症状の他、前2週間ほどの行動を問診で聞かれ、
検査対象かどうかが決まり→検査という流れのようです。
PCR検査が必要と判断されたら、検査は無料です。
車があるとドライブスルー検査は、比較的スムーズに受けられます。
車がない方の場合は、防護服の方がお迎えに来るとのこと。
その後、私たちには会社を通じて保健所から直接連絡があり、正式な濃厚接触者と任命されました。
濃厚接触者もPCR検査の対象となり、待っていれば無料で検査を受けることができます。
濃厚接触者と言われて、検査からその結果がわかるまでに、数日かかります。
学校の同じクラスで発症者が出た場合などで濃厚接触者となったりすると、無症状の場合などは検査キットが自宅に送られてくるそうで、ピークに発症者が多かったことからか今回もその予定となりました。
私は、緊張と不安からか微熱があり、もう絶対自分は感染したと感じました。
あちこちに電話をかけまくり、私は翌日ドライブスルー検査を受けることになりました。
あちこちにというのは、該当の箇所に電話するたびにこっちにかけて、あっちにかけてと次々に違う部署の番号を言われたからです。
結果的に
キットで受けた人より
一日程度早く受けられ、結果も早くわかることになりました。
自分が感染しているかもしれない不安で、家からも出られない中、この一日の時間はとても長く感じました。
電話で個人の住所を聞き取るため、間違いがあったりすると更に遅れることがあります。
キット、直接どちらの検査での場合も、結果は絶対翌日とは言ってくれません。
それでも会社からは検査の日を聞かれ、結果は翌日と思われ、
1日も早く検査を受けて結果を報告せよと言われます。
周囲の人を念のため帰していて、その補償は会社が保っているということもあると思いますが、
本人に決定権はなく、一番心配なのは本人なのに、、非情だなと感じました。
結果は陰性でした。いたく安心しました。
私本人も祈るような気持ちで、結果までを過ごしました。周りの一緒だった人たちより1日程度早くわかったため、一人が大丈夫なら、、、と希望が持てる状況にもなりました。
ここから長い待機生活となってしまいました。
私見
濃厚接触者になると陰性でも基本的に2週間の自宅待機となります。
感染した人の濃厚接触者の有無は、
その本人からの聞き取りによるもの。
つまり、自己申告です。
会ったことを言わないでほしい。
そう頼む人もいるのでは？と思いました。
保健所から濃厚接触者だと言われたとしても
会社などには言わず、
検査を受けて陰性だったら、出社するという人もいるんじゃないかと感じました。
それくらい２週間は長いです。
次回で今回の話は終わりにしたいと思います。
続く
